毎回微妙にすれ違い気味ないぬじゅ…（※ボスの嫌がらせ）とその波及で発生してる別に双方望んでない絡みが好きだな　の図解

暗い顔の男を描くのが好きだね　懲りずにさ…


これはバウワウのかなり好きなところの話だけど、話の大筋としては復讐譚なんだけど実際問題なのは別にそこじゃないし復讐自体はなんかサラッと終わるところ　なんかもうそういう問題じゃないから…
もちろん狗木のいちばん大きい目的は北と南への復讐だったわけだけど、実際は狗木自身ももう次の段階のことを考えてて、それは島を変えたいっていうほとんど理想論なんだけど、狗木を破滅に導いてるのって復讐行為そのものじゃなくてその理想の側なのが皮肉だし救いがなくて最高～って思っていますよ
そもそも狗木の決定的な敗因ってユアちゃん撃っちゃったことだしな。あそこで撃たなかったら状況持ち直すのも全然できたんじゃないかと思う。でも女の子撃っちゃうのって狗木の業だから業が正しく返ってきててそれもいいねと思う（普通に最悪なので何も良くはない）

しかしこれは戌井にも思うことだが銃に人生めちゃくちゃにされた側の人間なのにそっから自分自身で銃握ることを選んで死ぬ気で成り上がって自分の手で報復してるとこは（組織のバックアップがあるにせよ）めちゃくちゃ根性あるなと思う。復讐って果たした方がいいらしい。フィクションに限る話です
銃に人生めちゃくちゃにされたので真っ当に銃を憎む葛原さんみたいな人もいるしそのバランスも好きだな。バウワウってかなり面白いのでオススメ